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シャイニーストッキング

第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2

 193 最後の夜(55)

 その僕の、美冴さんをめちゃくちゃにしたいという突然のオスの衝動といえる征服欲の激しい昂ぶりにより、子宮の奥までガンガンと突き上げていく。

「あっ、やっ、く、うっ、あ、かっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「はっ、ふっ、あ、み、美冴さんっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「あっ、あ、あ、あ、あ、ああっ…」

 美冴さん快感の悲鳴を上げ、全身を震わせ、身悶えをしてくる。

 ああっ、美冴さんっ…

 美冴さんっ…

 みさえさんっ…

 大好きだっ…

 愛しています…

 愛してるっ…

 僕は必死に腰を動かし、迫り来る射精感の快感に耐えながらそう心の中で叫んでいた。

「あっ、やっ、く、うっ、あ、かっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「はっ、ふっ、み、美冴さんっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「あっ、あ、あ、あ、ああっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「アッ、やっ、あっ、っくっ、イっ、イッちゃうぅぅ…」
 美冴さんは僕に後ろから抱かれながら激しくのけ反り、悲鳴を上げ、全身を震わせ、四度目の激しい絶頂感を迎えていく。

 そして僕も限界を迎える、いや、とっくに限界を迎えてはいたのである。
 だが、この射精により美冴さんとの五年振りの待望の、そして羨望のセックスの終わりを迎えるという事が分かっていたから、必死に耐えてきていたのだ…
 だが、とうとう限界を迎える時が来たのだ。

 いや、これにより、この射精の絶頂感というの快感と引き換えに、この五年間の全ての想い、そして心の中で動き続けていた時間、時計が止まる、止める事が出来るのである…

 そしてめちゃくちゃにしてイカせられ、征服できて、美冴さんを乗り越えられたのだ…
 と、そう、心の中で想った瞬間であった。


「うっ、わぁっ、あっ、ぁぁ、っく…」
 僕もそんな悲鳴に近い喘ぎを叫び、最後に更に激しく突き上げ、美冴さんの中で二度、三度と射精の絶頂感の痙攣をビクビクと起こしたのだ。

「あっ、っくぅぅぅ……」

「うわっぁぁぁぁ………」

 二人同時に絶頂感を迎えた…


「…………っくぅ………」

「…あっ、うぅぅぅ……」

 それは激しい絶頂感であった、そして意識が翔んでいく。


 み…さ…え…さん………








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