
シャイニーストッキング
第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2
152 最後の夜(14)
「ふうぅ…」
本当に露天風呂は気持ち良い…
やや慌ててパニック気味になっていた僕の心を落ち着かせ、思いがけずに美冴さんを抱けてすっかり舞い上がり、緊張していた思いも解してくれた。
そして微かに聞こえてくる海の潮騒や、海風に運ばれてくる海独特の潮の匂いが心を穏やかにしてくれる。
そうだよ…
そうなんだよ…
本当に今夜が最後の夜になるんだ…
美冴さんの優しさで今夜、こうして抱かせて、ヤラせてくれているんだ…
この五年間、止まる事なく僕の心の中で時を刻み続けていた時間を止めさせてくれて、これからの、明日からの、未来へと歩み出せる様にとしてくれる美冴さんの優しい気遣いなんだ…
「ふうぅ…」
そしてさっき、五年間の思いからの嬉しさに感激し、感動し、あっという間にイッてしまった…
だけど、もう、心は落ち着いたのだ…
これからは、今からは、美冴さんの全てを心に刻むんだ…
そう、明日への一歩の為に…
そして美冴さんに感謝を込めて精一杯感じさせるんだ…
美冴さんに男にしてもらった自分の全てを見せて、感じさせて、恩返しをするんだ…
僕は、そう、心に誓い、露天風呂を出る。
そしてカラダを拭い、ベッドルームへとむかう。
すると、ベッドルームはフットライトのみに照明を落としてあり、美冴さんはタオルケットに包まって僕を見つめてきていたのだ。
心なしか美冴さんの目が濡れているように感じる…
「さあ和哉…、おいで…」
美冴さんはそう囁きながら、纏っていたタオルケットをはだけ、両手を広げて僕を誘ってくる。
「あっ…」
あっ…
心の叫びが、声にも出てしまった。
「ほらぁ…」
美冴さんは両手を広げて囁いてくる。
その姿は、正に、僕にとっての五年間追い続けてきていた、憧れであり、羨望であり、切望してきていた、女神の姿であったのだ。
おそらく昼間に穿いていたであろう、太腿で止まる黒いストッキングをその美しい脚に纏い、ほぼ無毛といえる股間を露わに僕を誘ってきていた。
ああ、女神だぁ…
ストッキングの女神だぁ…
これからが本当の、最後の夜の始まりなのである。
「ふうぅ…」
本当に露天風呂は気持ち良い…
やや慌ててパニック気味になっていた僕の心を落ち着かせ、思いがけずに美冴さんを抱けてすっかり舞い上がり、緊張していた思いも解してくれた。
そして微かに聞こえてくる海の潮騒や、海風に運ばれてくる海独特の潮の匂いが心を穏やかにしてくれる。
そうだよ…
そうなんだよ…
本当に今夜が最後の夜になるんだ…
美冴さんの優しさで今夜、こうして抱かせて、ヤラせてくれているんだ…
この五年間、止まる事なく僕の心の中で時を刻み続けていた時間を止めさせてくれて、これからの、明日からの、未来へと歩み出せる様にとしてくれる美冴さんの優しい気遣いなんだ…
「ふうぅ…」
そしてさっき、五年間の思いからの嬉しさに感激し、感動し、あっという間にイッてしまった…
だけど、もう、心は落ち着いたのだ…
これからは、今からは、美冴さんの全てを心に刻むんだ…
そう、明日への一歩の為に…
そして美冴さんに感謝を込めて精一杯感じさせるんだ…
美冴さんに男にしてもらった自分の全てを見せて、感じさせて、恩返しをするんだ…
僕は、そう、心に誓い、露天風呂を出る。
そしてカラダを拭い、ベッドルームへとむかう。
すると、ベッドルームはフットライトのみに照明を落としてあり、美冴さんはタオルケットに包まって僕を見つめてきていたのだ。
心なしか美冴さんの目が濡れているように感じる…
「さあ和哉…、おいで…」
美冴さんはそう囁きながら、纏っていたタオルケットをはだけ、両手を広げて僕を誘ってくる。
「あっ…」
あっ…
心の叫びが、声にも出てしまった。
「ほらぁ…」
美冴さんは両手を広げて囁いてくる。
その姿は、正に、僕にとっての五年間追い続けてきていた、憧れであり、羨望であり、切望してきていた、女神の姿であったのだ。
おそらく昼間に穿いていたであろう、太腿で止まる黒いストッキングをその美しい脚に纏い、ほぼ無毛といえる股間を露わに僕を誘ってきていた。
ああ、女神だぁ…
ストッキングの女神だぁ…
これからが本当の、最後の夜の始まりなのである。
