
シャイニーストッキング
第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2
127 ゆかりの言葉
えっ、わたしは…
わたしはもしかしたら、和哉とヤリたいのか…
だからこの昂ぶりの騒めきなのか…
ドキドキドキドキ…
あの和哉の優しい、そして憧憬の目を見て、感じて、五年前の想いに心が還ってしまったから、あの頃の様に欲情の昂ぶりをしているのか…
まさか…
『ヤラせてあげちゃえばいいのよ…』
ゆかりさんの言葉がぐるぐると脳裏を巡ってきていた。
結局、『今更…』とか、何だかんだと能書きを言っているのは…
実は、わたし自身なのか、いや、わたし自身なのだ…
昔の男が五年間も思いを貯め込み、追い続けていてくれての再会に、男の心理、生理的にもヤリたくないはずがないし、いや、ヤリたいに決まっているし、それを当然、内心分かっているくせに…
わたしは『今更…』等と、綺麗事ばかりを並べ、気取って格好付けているだけなのだ。
そしてその『今更…』という心理は、
実は、
わたし自身もまたヤリたい…
抱かれたい…
という、メスの本能的な想いの鏡返し的な、そんな裏腹の心理の現れなのではないのか…
と、はっきりと、今、分かったのである。
『だから不惑に揺れ動くのよ…』
『やっちゃえば、ヤラせちゃえば落ち着くのよ…』
と、ゆかりさんの昨夜の電話での言葉が、インスパイアされた想いが、ぐるぐると脳裏を駆け巡っていた。
そうか…
そうだよね…
五年前の、あの二週間は、ほぼ毎日の様にヤリまくっていたではないか…
あの時は真剣に愛していたではないか…
今も和哉は変わらない、いや、変わってはいない…
大好きだった昔の和哉そのままである…
そして今も、大好きだ…と、確認した。
『ヤラせてあげちゃえばいいのよ…』
ううん、違うわ…
わたしが…
わたし自身が…
ヤリたいのだ…
ようやく…
ようやく、本心がわかったのである…
今夜、和哉とヤって、お互いの心にケジメを付け、そしてリセットをし、新たな二人の関係をリスタートする…
ヤラせちゃえば…
いや、ヤッちゃえば…
こんなモヤモヤなんか、どこかに吹き飛んでスッキリしちゃうのではないか…
和哉にヤラせる、いや、ヤッちゃう…
わたしはそう決めたのだ。
えっ、わたしは…
わたしはもしかしたら、和哉とヤリたいのか…
だからこの昂ぶりの騒めきなのか…
ドキドキドキドキ…
あの和哉の優しい、そして憧憬の目を見て、感じて、五年前の想いに心が還ってしまったから、あの頃の様に欲情の昂ぶりをしているのか…
まさか…
『ヤラせてあげちゃえばいいのよ…』
ゆかりさんの言葉がぐるぐると脳裏を巡ってきていた。
結局、『今更…』とか、何だかんだと能書きを言っているのは…
実は、わたし自身なのか、いや、わたし自身なのだ…
昔の男が五年間も思いを貯め込み、追い続けていてくれての再会に、男の心理、生理的にもヤリたくないはずがないし、いや、ヤリたいに決まっているし、それを当然、内心分かっているくせに…
わたしは『今更…』等と、綺麗事ばかりを並べ、気取って格好付けているだけなのだ。
そしてその『今更…』という心理は、
実は、
わたし自身もまたヤリたい…
抱かれたい…
という、メスの本能的な想いの鏡返し的な、そんな裏腹の心理の現れなのではないのか…
と、はっきりと、今、分かったのである。
『だから不惑に揺れ動くのよ…』
『やっちゃえば、ヤラせちゃえば落ち着くのよ…』
と、ゆかりさんの昨夜の電話での言葉が、インスパイアされた想いが、ぐるぐると脳裏を駆け巡っていた。
そうか…
そうだよね…
五年前の、あの二週間は、ほぼ毎日の様にヤリまくっていたではないか…
あの時は真剣に愛していたではないか…
今も和哉は変わらない、いや、変わってはいない…
大好きだった昔の和哉そのままである…
そして今も、大好きだ…と、確認した。
『ヤラせてあげちゃえばいいのよ…』
ううん、違うわ…
わたしが…
わたし自身が…
ヤリたいのだ…
ようやく…
ようやく、本心がわかったのである…
今夜、和哉とヤって、お互いの心にケジメを付け、そしてリセットをし、新たな二人の関係をリスタートする…
ヤラせちゃえば…
いや、ヤッちゃえば…
こんなモヤモヤなんか、どこかに吹き飛んでスッキリしちゃうのではないか…
和哉にヤラせる、いや、ヤッちゃう…
わたしはそう決めたのだ。
