
シャイニーストッキング
第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2
102 ゆかりとの電話 ②
『あ、そういえば…
さっき、元カレと会ってたって…』
「あっ、はい…」
さっきの電話でそう伝えていたから訊いてきたようだ。
まあ、一応、和哉も元カレには違いない…
「あのゆうじの前に付き合っていた彼氏なんですけどね…」
さすがに昔の和哉との本当の話しはできないのだが、ある程度の年下の男という設定にして、色々とかいつまんで簡単に今夜の和哉との流れの事を話したのである。
『あらぁ、素敵なお話しじゃない…』
意外にもゆかりさんはそう言ったのだ。
「でも五年間も追い続けてくれていて、ひとつ間違ったらストーカー行為ですけどねぇ…」
しかしわたしはその彼に対しては、決して不快ではないアピールをする。
『まあ、ストーカー行為って紙一重だし、受ける側の考え方もありますからねぇ、一概にはなんとも…ですよねぇ。
実は、わたしにも大学時代から、考えると8年間追い続けてくれた年下の男がいたの…』
「いたの…」
過去系であった。
ゆかりさんにもそんな男がいたのか…
でも考えなくてもわかるのだ、あの美しいゆかりさんなのである、そんな男の一人や二人いても不思議ではない…
『ええ、いたの…』
「ストーカー的では無かったんですか」
『うん、全然ストーカー的では無かったけど、ずっとわたしの軌跡を追ってきてくれていて…』
その声、言葉からは不快な思いは全くしていないと伝わってくる。
「へぇ、軌跡をねぇ…」
軌跡…って言葉に少し疑問に感じたのだが、そこまでは気にならなかった。
それよりもゆかりさんの大学時代の美しさを想像していたからである。
確か、健太が大学時代から憧れていたって云っていたなぁ…
まさかね…
「軌跡って事は、やっぱりその元カレと会ったんですか?」
そこが一番知りたかったのだ。
『うん…、会った…わ…』
「あのぉ、ひとつ訊いてもいいですか?」
わたしは訊いてみる事にした…
『あ、そういえば…
さっき、元カレと会ってたって…』
「あっ、はい…」
さっきの電話でそう伝えていたから訊いてきたようだ。
まあ、一応、和哉も元カレには違いない…
「あのゆうじの前に付き合っていた彼氏なんですけどね…」
さすがに昔の和哉との本当の話しはできないのだが、ある程度の年下の男という設定にして、色々とかいつまんで簡単に今夜の和哉との流れの事を話したのである。
『あらぁ、素敵なお話しじゃない…』
意外にもゆかりさんはそう言ったのだ。
「でも五年間も追い続けてくれていて、ひとつ間違ったらストーカー行為ですけどねぇ…」
しかしわたしはその彼に対しては、決して不快ではないアピールをする。
『まあ、ストーカー行為って紙一重だし、受ける側の考え方もありますからねぇ、一概にはなんとも…ですよねぇ。
実は、わたしにも大学時代から、考えると8年間追い続けてくれた年下の男がいたの…』
「いたの…」
過去系であった。
ゆかりさんにもそんな男がいたのか…
でも考えなくてもわかるのだ、あの美しいゆかりさんなのである、そんな男の一人や二人いても不思議ではない…
『ええ、いたの…』
「ストーカー的では無かったんですか」
『うん、全然ストーカー的では無かったけど、ずっとわたしの軌跡を追ってきてくれていて…』
その声、言葉からは不快な思いは全くしていないと伝わってくる。
「へぇ、軌跡をねぇ…」
軌跡…って言葉に少し疑問に感じたのだが、そこまでは気にならなかった。
それよりもゆかりさんの大学時代の美しさを想像していたからである。
確か、健太が大学時代から憧れていたって云っていたなぁ…
まさかね…
「軌跡って事は、やっぱりその元カレと会ったんですか?」
そこが一番知りたかったのだ。
『うん…、会った…わ…』
「あのぉ、ひとつ訊いてもいいですか?」
わたしは訊いてみる事にした…
