
シャイニーストッキング
第15章 もつれるストッキング4 律子とゆかり
57 朝ごはん…
「そういえば、こんな朝ごはん食べたのはいつ以来かしら?」
わたしは越前屋さんと敦子の二人を眺め、用意してもらった朝ごはんを口にし、越前屋さんの明るさや朗らかさ、そしてわたし自身に無くてはならない存在感等の想いを考えながらそう呟いた。
「ええっ、そうなんですかぁ、わたしなんてぇ、朝ごはん食べないと1日のスタートができないタイプなんでぇ」
すると越前屋さんがそう言ってくる。
「うん、朝はいつもコーヒーだけなのよね」
いや、わたしは料理がほぼできない、でも、コーヒーは淹れられる…
だが、さすがに本当の事は言えない。
「え、コーヒーだけなんですかぁ…
あっ、でもぉ、これからはあっちんが朝ごはん作るからぁ」
と、越前屋さんはそう言いながら敦子の顔を見ると…
「はい、わたしも朝ごはん食べる派なんで、毎朝作りますから」
そうにこやかな笑顔で敦子が言ってきた。
「ほらぁ、ゆかり室長よかったですねぇ、これからは毎朝、こんな素敵な朝ごはんが食べられますよぉ」
そう明るく言ってくる。
「あ、出来る限りはお夕飯も作りますから」
すると敦子は、そうも言ってきた。
「うわぁ、いいなぁ、あっちんは料理上手だからなぁ」
越前屋さんの明るい笑顔と笑い声の会話が止まらない。
そしてわたしもそんな彼女の明るさに釣られ、すっかり心の揺らぎや不惑の想いも消え去ってくれていた。
「はい、こんな素敵なお部屋に住まわせてもらえるんだから、せめてそのくらいはさせてもらわないとバチが当たってしまいますからぁ」
と、敦子も笑顔でそう応えてくる。
すっかり楽しい朝となった…
そして、越前屋さんの明るさのお陰によって、これからの一緒に住むという、いや、住む事によるビアンの誘惑の不惑の想いは消え去り、逆に、少し、ううん、これからが楽しみにさえ思えてきていた。
「いいなぁ、わたしも一緒に住みたいなぁ…」
「そういえば、こんな朝ごはん食べたのはいつ以来かしら?」
わたしは越前屋さんと敦子の二人を眺め、用意してもらった朝ごはんを口にし、越前屋さんの明るさや朗らかさ、そしてわたし自身に無くてはならない存在感等の想いを考えながらそう呟いた。
「ええっ、そうなんですかぁ、わたしなんてぇ、朝ごはん食べないと1日のスタートができないタイプなんでぇ」
すると越前屋さんがそう言ってくる。
「うん、朝はいつもコーヒーだけなのよね」
いや、わたしは料理がほぼできない、でも、コーヒーは淹れられる…
だが、さすがに本当の事は言えない。
「え、コーヒーだけなんですかぁ…
あっ、でもぉ、これからはあっちんが朝ごはん作るからぁ」
と、越前屋さんはそう言いながら敦子の顔を見ると…
「はい、わたしも朝ごはん食べる派なんで、毎朝作りますから」
そうにこやかな笑顔で敦子が言ってきた。
「ほらぁ、ゆかり室長よかったですねぇ、これからは毎朝、こんな素敵な朝ごはんが食べられますよぉ」
そう明るく言ってくる。
「あ、出来る限りはお夕飯も作りますから」
すると敦子は、そうも言ってきた。
「うわぁ、いいなぁ、あっちんは料理上手だからなぁ」
越前屋さんの明るい笑顔と笑い声の会話が止まらない。
そしてわたしもそんな彼女の明るさに釣られ、すっかり心の揺らぎや不惑の想いも消え去ってくれていた。
「はい、こんな素敵なお部屋に住まわせてもらえるんだから、せめてそのくらいはさせてもらわないとバチが当たってしまいますからぁ」
と、敦子も笑顔でそう応えてくる。
すっかり楽しい朝となった…
そして、越前屋さんの明るさのお陰によって、これからの一緒に住むという、いや、住む事によるビアンの誘惑の不惑の想いは消え去り、逆に、少し、ううん、これからが楽しみにさえ思えてきていた。
「いいなぁ、わたしも一緒に住みたいなぁ…」
