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シャイニーストッキング

第14章 もつれるストッキング3          常務取締役大原浩一

 150 甘く淫らな昂ぶり(9)

 そう、わたしもストッキングフェチな、ストッキングラブな女となってしまったみたい…
 
 その証拠に…
「あ、はぁ、さ、さぁ、ここへ…」
 わたしは膝まで唇を這い上がらせてきた浩一さんの顔をそっと両手で押さえ…
 そして自らの両脚の膝を立てて開き、ワンピースのスカートの奥へと彼を誘う。

 すると彼はそんなわたしの甘い誘惑の囁きに目をキラキラと輝かせ…
「え、あ、り、律子ぉ」
 と、感極まった呟きを漏らしながら、嬉々として自らのアタマをスカートの中へと入れてきた。

「はぁっ、あっ、り、律子っ、うわっ」
 そして一気ににアタマを入れてきて、股間にその自らの鼻先を押し付けてきた瞬間に…
 そんな嬉々とした、喜悦の叫びを上げたのだ。

「うわ、あぁ、な、なんて…」
 その彼の喘ぎ声は、驚きと喜悦と、フェチな昂ぶりの声音といえる。

 なぜならば…
「ぁ、はぁ、お、お好きなんでしょう?
 さ、さぁ、お食べになって……」
 わたしはそんな女ストッキングフェチ、いや、ストッキングラブとなってしまったわたしは、やや興奮気味な声音で囁き、ギュッと両太腿で彼のアタマを挟み、股間を…
 彼に押し付けていったから。

 そんな彼の嬉々とした、喜悦で淫らな、歓喜の叫びを上げる…

「ふぅぅ、はぁ、うわぁ、り、律子ぉ、た、堪らないよぉ」

 そう、わたしはノーパンストッキングスタイルなのだ…
 彼により、ストッキングフェチという性癖嗜好の浩一さんに刷り込まれた、ストッキングラブというわたしの性癖が、そんなストッキングというナイロン繊維のザラザラの快感に目覚め、欲しいが為のそのノーパンストッキングスタイルといえる。

 ノーパンでストッキングを穿き、そのストッキングのセンターシームという中心にある一本の縫い目をアソコのヒダに食い込ませ、彼の舌先と唾液という潤滑油によってこのナイロン繊維のザラザラ感が、快感に通じてくるのだ…
 そしてまた微妙にそのセンターシームによってクリトリスが刺激され、更なる快感を呼び、絶頂感を生んでくる。

 わたしはそんな快感に目覚め、虜になりつつあった…
 そしてそれは世の中のストッキングフェチという性癖嗜好を持つ男、いや、彼、浩一さんにとっては羨望であり、切望するストッキングフェチプレイのひとつともいえるのである。



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