
シャイニーストッキング
第13章 もつれるストッキング2 佐々木ゆかり
42 伊藤敦子(8)
「ね、ねぇ健太さん」
そして美冴さんはそんな自分の想いをわたしに悟らない様になのか、いきなり健太に言葉を振ってく…
「え?、あ、い、いや…」
そんないきなりの美冴さんからの振りに健太も慌て…
「本当は…
健太さんもドキンとしたんじゃないのぉ?」
美冴さんは痛い処を突いてくる。
「あ、い、いや…」
そして健太はそのものズバリを言い当てられたようで、慌てて、そして口ごもる。
「もぉ…あ、それよりも、まさか二人は一緒には住んではないわよねぇ?」
と、わたしはこの会話と流れを切り替える意味でもそう話題を変えたのだ。
「え、ま、まさか…
ま、まだ住んで無いっすよぉ」
「あっ、えっ、まだってぇ?」
とにかくわたしはこの会話が楽しくてたまらない…
「え、お二人はそんな仲なんですか?」
すると伊藤さんが驚いた感じで訊いてくる。
「え、あ、ち、違う、まだ違いますよ」
と、今度は慌てて健太が答えてきた。
「あららぁ、もう、そんな仲なのぉ」
わたしも更にからかい気味にツッコミを入れていく。
「あぁ、もぉゆかりさんまでぇ、やめてくださいよ」
さすがに美冴さんも慌ててくる。
わたしは本当に楽しくて堪らない…
いや、こんな軽口の応酬的な会話でさえ、今までしたことが無かったから。
「あはは、ごめん、つい、からかいたくなっちゃったの…
あのね伊藤さん、この二人はまだお付き合い始めて二週間くらいかなぁ?」
「え、そうなんですか?」
伊藤さんは驚いた感じで応える。
「うん、そうよね?」
すると健太と美冴さんが同時に頷く。
「あ、そうか、だから余計にラブラブなんですね?」
「うんそう、今がいちばんラブラブかもね」
わたしがそう応えると…
「あぁ、ゆかりさんまでぇ、もお止めてくださいよぉ、恥ずかしいわぁ」
わたしは本当に楽しくて堪らない…
そして楽しくて、さっき鈴木くんに聞いて不安いっぱいになっていた彼、大原常務の専属秘書のウラ話しの事や、揺らいでいた想い等をすっかり忘れて、いや、心の奥底の端に仕舞えたのだった。
そして更に会話が盛り上がり、お酒も進んでいく…
「ね、ねぇ健太さん」
そして美冴さんはそんな自分の想いをわたしに悟らない様になのか、いきなり健太に言葉を振ってく…
「え?、あ、い、いや…」
そんないきなりの美冴さんからの振りに健太も慌て…
「本当は…
健太さんもドキンとしたんじゃないのぉ?」
美冴さんは痛い処を突いてくる。
「あ、い、いや…」
そして健太はそのものズバリを言い当てられたようで、慌てて、そして口ごもる。
「もぉ…あ、それよりも、まさか二人は一緒には住んではないわよねぇ?」
と、わたしはこの会話と流れを切り替える意味でもそう話題を変えたのだ。
「え、ま、まさか…
ま、まだ住んで無いっすよぉ」
「あっ、えっ、まだってぇ?」
とにかくわたしはこの会話が楽しくてたまらない…
「え、お二人はそんな仲なんですか?」
すると伊藤さんが驚いた感じで訊いてくる。
「え、あ、ち、違う、まだ違いますよ」
と、今度は慌てて健太が答えてきた。
「あららぁ、もう、そんな仲なのぉ」
わたしも更にからかい気味にツッコミを入れていく。
「あぁ、もぉゆかりさんまでぇ、やめてくださいよ」
さすがに美冴さんも慌ててくる。
わたしは本当に楽しくて堪らない…
いや、こんな軽口の応酬的な会話でさえ、今までしたことが無かったから。
「あはは、ごめん、つい、からかいたくなっちゃったの…
あのね伊藤さん、この二人はまだお付き合い始めて二週間くらいかなぁ?」
「え、そうなんですか?」
伊藤さんは驚いた感じで応える。
「うん、そうよね?」
すると健太と美冴さんが同時に頷く。
「あ、そうか、だから余計にラブラブなんですね?」
「うんそう、今がいちばんラブラブかもね」
わたしがそう応えると…
「あぁ、ゆかりさんまでぇ、もお止めてくださいよぉ、恥ずかしいわぁ」
わたしは本当に楽しくて堪らない…
そして楽しくて、さっき鈴木くんに聞いて不安いっぱいになっていた彼、大原常務の専属秘書のウラ話しの事や、揺らいでいた想い等をすっかり忘れて、いや、心の奥底の端に仕舞えたのだった。
そして更に会話が盛り上がり、お酒も進んでいく…
