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シャイニーストッキング

第13章 もつれるストッキング2     佐々木ゆかり

 23 ロッキー…(9)

「あ…ぃ、はぁ、やぁぁ…」
 わたしはロッキーの愛撫による蕩けそうな快感に喘ぎを漏らす…

「よほど、クソ男達ばっかりと寝てきたんだなぁ」
 するとロッキーはそう呟く。

 クソ男達ばかり…
 確かにそうかもしれなかった。

 いや、本当にクソ男達ばっかりに抱かれ、ううん、いいや違う…
 いいようにヤられていたのだ。

 いや、それも違う…
 自らそんなクソ男達の中を泳ぎ、溺れていたのである。

 なぜならば…

 早く大学デビューをし…

 そして数をこなせば、いや、ヤればヤる程に…

 セックスの快感は、昂ぶり、高まる、つまりは質より量をこなせば感じるモノなんだ…と、思っていたからであった。
 
「はぁあっくぅ…」
 わたしはまた再びのロッキーの指先の動きに喘ぎ、震え、そして昂ぶっていく。

「おう、ゆかりお姫さま…
 すごぉく敏感じゃんかぁ…
 いい感じ、いい感度だよ…」
 わたしを弄りながら、キスをし、そしてそい彼は囁いてくる。

「あ、あぁ…」

 そ、そうなんだ…

 わたしは、わたしは…

 敏感なんだ?…

「あん、や、やん、んんっぁぁ」

 そして奥から、強い快感の、いや、昂ぶりの波が湧き起こり…

「ん、んんっぁぁ…ああっ…」
 
 わたしのカラダは激しく震え、そしてその快感の波が全身をウネらせてきた…

「あっ、やっ、ああっぁぁぁ…」

 そしてわたしは初めての絶頂感の悲鳴を上げ、叫び…

「はっ…っくうぅぅぅ………」

 初めてイッたのだ…

「くぅぅぅ……ぅ……ぅぅ………」

 わたしは彼、ロッキーに震えながら、しがみついていく…

 アソコが…

 子宮が…

 ズキズキと激しく震え、泣いてきた…

 これが…

 これが…

 イクという快感、絶頂感なのか…

 心も、カラダも震えていた。




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