
シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング9 美冴とゆかり
203 ビアンな夜(105)
「元彼の存在感や、自分の象徴?…」
よく分からない。
みさえの話しは続く…
「そう、あれは完全にストッキングプレイという快感の虜になった頃…
あ、あの頃は街の旅行代理店で働いていたんだけど…」
確か、太子堂近辺に住んでいたと云っていた…
「朝ね、出勤の為に着替えながらストッキングを穿こうとするとね…
昨夜のストッキングプレイの快感が、植え付けられた快感が、そして元彼の顔、存在感が必ず浮かんできちゃったの…」
「……」
「もうストッキングを見る、穿くだけじゃなくて、他人のストッキング脚を見るだけでも…
それらの想いが一瞬でも浮かんできちゃうのよ…
ま、ある種の洗脳みたいだけどさぁ…」
みさえは少し苦笑いを浮かべる。
「……」
確かに、わたしにもそれに近い想いを感じた事は何回かはあった…
それは彼に、大原浩一本部長にたっぷりとストッキング脚を愛でられ、愛された後の数日間、感じた想いの記憶があった。
「それにさぁ、ある日、ゆうじに云われた事があるのよ…
お前は、みさえは、まるでストッキングみたいだなぁって…」
「え、ストッキングみたいって?…」
「うん…ほらぁ…
ストッキングってさぁ、凄く薄くてさぁ、すぐに破れちゃうように、デリケートで繊細じゃない?」
「確かに…」
「だから、そんな繊細さが…
そして穿くとさぁ、脚がその光沢と艶で魅力的に魅き立つじゃない?…
それがわたしみたいだって…
ああ、恥ずかしいわ……」
そう言って、本当に恥ずかしそうな顔をしてくる。
確かにそうかもしれない…
薄くて、デリケートで繊細な存在…
まさにみさえそのものといえるかもしれない…
そして魅力的に魅き立たせる…
それは、元彼がみさえさんによって自分の魅力を魅き立たせてもらってるんだと云っているのだと思う。
そうか…
ストッキングラブ…
そういう事なのか…
だが、わたしはそんなみさえの話しを聞いていて、もうひとつ想い浮かんだ事があった…
それは…
「元彼の存在感や、自分の象徴?…」
よく分からない。
みさえの話しは続く…
「そう、あれは完全にストッキングプレイという快感の虜になった頃…
あ、あの頃は街の旅行代理店で働いていたんだけど…」
確か、太子堂近辺に住んでいたと云っていた…
「朝ね、出勤の為に着替えながらストッキングを穿こうとするとね…
昨夜のストッキングプレイの快感が、植え付けられた快感が、そして元彼の顔、存在感が必ず浮かんできちゃったの…」
「……」
「もうストッキングを見る、穿くだけじゃなくて、他人のストッキング脚を見るだけでも…
それらの想いが一瞬でも浮かんできちゃうのよ…
ま、ある種の洗脳みたいだけどさぁ…」
みさえは少し苦笑いを浮かべる。
「……」
確かに、わたしにもそれに近い想いを感じた事は何回かはあった…
それは彼に、大原浩一本部長にたっぷりとストッキング脚を愛でられ、愛された後の数日間、感じた想いの記憶があった。
「それにさぁ、ある日、ゆうじに云われた事があるのよ…
お前は、みさえは、まるでストッキングみたいだなぁって…」
「え、ストッキングみたいって?…」
「うん…ほらぁ…
ストッキングってさぁ、凄く薄くてさぁ、すぐに破れちゃうように、デリケートで繊細じゃない?」
「確かに…」
「だから、そんな繊細さが…
そして穿くとさぁ、脚がその光沢と艶で魅力的に魅き立つじゃない?…
それがわたしみたいだって…
ああ、恥ずかしいわ……」
そう言って、本当に恥ずかしそうな顔をしてくる。
確かにそうかもしれない…
薄くて、デリケートで繊細な存在…
まさにみさえそのものといえるかもしれない…
そして魅力的に魅き立たせる…
それは、元彼がみさえさんによって自分の魅力を魅き立たせてもらってるんだと云っているのだと思う。
そうか…
ストッキングラブ…
そういう事なのか…
だが、わたしはそんなみさえの話しを聞いていて、もうひとつ想い浮かんだ事があった…
それは…
