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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 195 ビアンな夜(97)

「んんっ…」

 そのみさえの指先による撫で擦りの愛撫が…
 震える程に敏感に感じてしまう。

 そしてみさえは脚を抱えながらももう片方の指先で撫でてきたから、更に昂ぶってしまっていた…

 それは…

 さっき…

 自らの想いの衝動により爪先をみさえの口元へと運び、しゃぶらせ、そしてクリトリスの如くに脚を激しく疼かせ、昂ぶらせ、絶頂感を迎えてしまった余韻のせいもあった。

 そして、また、みさえの指先のタッチの感触が…
 絶妙なのだ。

 それは、その快感は…

 正に、ストッキングプレイの快感を知り尽くした者の…
 絶妙な愛撫といえるのだ。

『昔の彼が、物凄いストッキングフェチだったから…』
 
 それだけで、こうまで、絶妙なテクニシャンになれるものなのか?…

「あぁ…んん…」
 わたしはそんな絶妙な指先の快感に喘ぎながら、そう想っていた。

「はうっ、はぁ、んんっ、や…」

 その指先が、硬く、小さく、猛っているクリトリスを撫で擦り、弄ってくる…

「あ、あぁんん…」

 本当に、その指先のタッチ、感触が、絶妙なのだ…

 おそらくは、きつく擦り過ぎちゃうとナイロン繊維特有のザラザラ感により痛くなる可能性もあるのだが…
 わたし自身が溢れさせている愛の蜜の湿り気や、微妙な粘りを上手く利用、理解し、まるでローションを塗っていての愛撫の様な感触と、強過ぎず、かつ、弱過ぎない絶妙な快感を生んでくる。

 そしてその愛撫は、心まで蕩けそうでもあるのだ…

 



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