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シャイニーストッキング

第3章 絡まるストッキング2 美冴

 7 何だっていい

 その大原浩一本部長の目からは、憂いを帯びた、わたしを慈しむ様な深く、優しい目の光りが見えたのだ。
 そしてわたしは思わず彼の顔を両手で掴み、唇を寄せていく。

 わたし達はこの三回目の絶頂でようやくキスをした…
 
 唇に入ってくる彼の舌に自らの舌を絡め、流れ込む彼の唾液を飲み込む、すると彼もわたしの舌に吸いつくように絡めてくるのだ。
 そしてお互いの唾液を交わすように、お互いの熱い想いも交わしていく。

 あぁ…
 この熱いキスに心が蕩けていくようであった。
 そして彼がこのわたしの心の暴走を本気で心配をしてくれて、駆け付けてくれ、こうして愛してくれている事に心が震えてくるのである。

 変態だっていい、何だっていいんだ…
 どんなカタチであれ、順番だって、こうして抱いてくれればそれで良いのだ。
 そう想いながら彼の舌を貪っていると、わたしの膝に熱い、硬い怒張が当たった。

 そうだ、まだ、本部長はイッてはいない、まだ射精してはいない…
 わたしは唇を離し、自らの頭を彼の股間へと下ろしていく。

 目の前には、熱く、猛々しく脈打ち、硬く震えている怒張が、本部長のチンポがあった。
 わたしはそれをゆっくりと掴んで唇に含んでいく。

「うっ…」
 彼のチンポは唇に含んだ瞬間にビクンと震えてきた。

 彼の優しい慈しみの愛と想いに応えなくては…
 感謝の想いと、愛を込めてフェラをする。

 根元を軽く掴み、亀頭にゆっくりと舌を絡めていくと、ビクビクと小さく歓喜の震えをしてくる。

「うっ、あ…」
 そしてわたしの亀頭責めに小さく喘ぐ。

 わたしはこのフェラという行為が大好きなのである、そして彼もフェラされる事は好きな様であった。
 それはこの前の逢瀬でよく伝わってきていたし、今もわたしに舐められるままに身を任せてきているからである。
 やはりクンニもそうであるが、性器を舐められるという行為に嫌う人はほとんどいないのであろう。

 ジュボッ、ジュル、ジュボッ、ジュル…
 唾液をたっぷりと含ませながら亀頭から肉茎の中程までを舌を絡ませてゆっくりと舐め、しゃぶっていく。

「ううっ…」
 彼は快感の喘ぎを漏らしてくる。

 さっきまでわたしをイカせようと懸命に突いてくれていた愛しい怒張なのだ、たくさん感じて欲しいと想いながらしゃぶっていく…

 

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