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シャイニーストッキング

第3章 絡まるストッキング2 美冴

 4 舌先の感触

 大原本部長は、彼は、ベッドサイドに来るなり上着を脱ぎ、ズボンを脱ぎ捨てトランクス一枚の姿になって、両手、両脚を広げるわたしに飛び込んできた。

「ああっ…」
 カラダに感じる彼の重さでさえ快感につながってくる、そして彼の汗の匂い、タバコの匂いがわたしには媚薬の効果となって更に疼きを昂ぶらせてくるのである。

「ああっ、んん…」

 彼は一気にキャミソールを捲り上げ、乳房を揉みしだく。
 そして揉みながら頭を股間に寄せてきて、ストッキング直穿きのヌルヌルなアソコに舌を這わせてきた。

「あんっ…」
 そのナイロン繊維を通した舌の感触に一気に昂ぶり、小さな絶頂感を迎えたのである。

「あっ、ううんっ…」
 両脚で彼の頭を締め付けて、絶頂感の喘ぎを漏らし、小さく震える。

「ううっ、んん…」
 しかし彼の舌の動きはそんなわたしの絶頂感の震え等には構いもせずに、容赦なく更に舐めてくるのだ。
 
 ジュルジュル…
 と、溢れ出てくる愛の蜜を啜ってくる。

「あん、あ、い、いやん…」
 ズキズキがジンジンと快感の疼きの震えに変わっていく。

 ああ、気持ちいい…

「ああん、いいっ…」
 ほんの僅かな薄さのナイロン繊維が厚く感じてもどかしかった、直に舐めて欲しい、しゃぶって欲しい欲求が高まってきていた。

 ジュルジュル、ジュルジュル…

「あ、あぁぁぁ…」
 彼の舌先がナイロン繊維の上からクリトリスの先を突いてくる。
 その舌先による快感にビクビクと震えてしまうのである。

「ああん、ダメ、ねぇ、ダメ…」
 直で舐めてもらいたいとアピールをするのだが、焦らしの意味もあり、知らん顔で舌先でクリトリスを突き溢れる愛の蜜を啜ってくる。

 そして子宮が、昂ぶる絶頂感に悲鳴を上げてきていた。
 
「ああっ、ダメ、早くぅ…」
 無意識に彼の頭を締め付け、腰を顔に押し付ける。

「あっ、んっ」
 その時、舌先が強くクリトリスを舐め擦ってきたのだ。

「い、イヤっ、イクっ…」
 そしてクリトリスによる絶頂感が湧き起こった。

「あっ、っくうぅぅ…」
 全身を震わせ、わたしは絶頂感に沈み込んでいく。

「あぁぁぁ…」

 ズキ、ズキ、ズキ、ズキ…

 二度目の絶頂感にも関わらず、やはり、まだ疼きは治まる気配さえ見せてこない。

 やはり、挿入れなくちゃ…






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