
ほしとたいようの診察室
第3章 お仕事&お仕事
「初めてだとびっくりするわよね。怖いかもしれないけど、痛くないから、力抜いてね」
いや、待って、その前に……
すごく……すごく恥ずかしい。
カーテンの向こうにわたしの下半身は消えていく。ぎゅっと両手を握りしめて、なんとかこの空気をやり過ごそうとした
「……っ///」
心の準備もなにもないまま、じっとする他なかった。なにやら、器具の音がして、大海先生が検査の準備をしている。
「ごめんよ、のんちゃん、今から膣に器具を入れて、中の様子見ていくからね」
「……ぅっ」
恥ずかしすぎて声にならない。
思わず息が止まってしまっていた。
「大丈夫かな? ちょっと潤滑剤塗っていくからね」
大海先生が、わたしのいちばんやわなところに触れる。すり込まれるたびに、ビクッと体が動いてしまう。
