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ほしとたいようの診察室

第3章 お仕事&お仕事

大海先生が叶恵さんを呼んだ。



「内診室、案内してください。 エコーかけて、子宮と卵巣の様子見てみます」




「わかりました」

ど、どういうこと……?


わたしと大海先生を取り巻く空気が、一気に現実に戻される。
冷たい汗が背筋をつーっと落ちていく。
泣きそうな目ですがるように叶恵さんを見ると、


「大丈夫よ、わたしがついてるからね」

と背中をなでられた。

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