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ほしとたいようの診察室

第8章 入院生活は続く

……



ナースコールを、押すと、すぐに看護師さんが応答してくれた。

「星川さん、どうしました?!」

心配したような、驚いた声が聞こえてくる。




それもそのはず、わたしの体調の変化はすぐに先生達に伝えなければいけないらしく、看護師さん達も再三わたしに体調の確認をしてきていた。



『悪化してからの報告だと、わたしたちが大海先生に怒られるんだからね』

と、前に叶恵さんも言っていたから、ナースコールひとつで緊張が走るのも当たり前である。


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