テキストサイズ

ほしとたいようの診察室

第6章 回想、はじめまして


……


それから数日間、のんちゃんは大人しかった。
薬も点滴も、ごねることはあったけど、暴れて拒否することはしなかった。




別人のように落ち着いたのんちゃん。




ミトンなしで点滴しても、抜去することはなかった。

しかし、口数は少なくなったらしい。


優先生との夜の絵本の時間だけは、目を輝かせていたけれど、それ以外の時間は黙々と絵を描いたり、1人で遊んだりしていた。


……

ストーリーメニュー

TOPTOPへ