
ほしとたいようの診察室
第5章 プリンを作ろう
「下着、外せた?」
準備を進めながら、大海先生が言う。
「う、動けないので、外せないです…。」
「叶恵さんに準備してもらおうか」
「ごめんね、のんちゃん。下着脱ぐよ」
叶恵さんが、わたしが着ている病衣をはだけさせて、下着に手を伸ばした。
「あのっ、本当に……」
「やるよ。診察しないと始まらないからね」
あられもない姿に、目を泳がせる。
下着を脱がせてもらう恥ずかしさで、既に赤面していると、
「バスタオル、かけておくね」
と叶恵さんがわたしの下半身に優しくバスタオルをかけてくれる。
