テキストサイズ

出会い系サイトのレイプマン

第1章 レイプマン登場

田中理沙は。黒い靴と、ライト、黒いハンドバックを手にして高滝公民館を歩きだした。
正面にあるガラス戸を開けると、30畳もあるある大広間が見えた。たまに高滝部落の人達が使用して清掃しているだけに綺麗な状態だった。朝の6時まで居られるだけども満足だったが、田中理沙は高滝公民館の各部屋を点検したい気持ちにかられた。それにしても、この高滝部落にはなぜ、誰も人が住んでいないのか?不思議でならなかった。30畳ある大広間は畳が敷かれているだけで、何の荷物も置かれていなかった。襖だ、襖の奥にも部屋がありそうだった。そろり、そろり、と近寄り襖を開けてライトを捕らしたら驚いてしまう光景が目に入ってきた。あっ、何!し、し、新聞紙、な、何で新聞紙が敷かれているのよ!別に新聞紙が敷かれているぐらいたいしたこと、ないのだが、古新聞の敷かれ方に見覚えがあったからだ、部屋の中央に畳2枚分の広さで、厚めに古新聞が敷かれていたのだ。ゆっくりライトを古新聞に近付けて見た。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ