
副業は魔法少女ッ!
第4章 想いの迷い子
明珠の潤みは、ゆいかの指を誘い込むように受け入れた。
まるで人肌のミルクに浸したイソギンチャクだ。とろりと蜜を満たして、異物を半身とでも認めた風に、従順に絡みついてくる。縮れ毛を分けて割れ目を刺戟しながら中でゆっくり動かすと、ひときわ悩ましげな悲鳴が上がった。
並んで歩いて、手を繋ぐだけで呼吸の仕方を忘れかけるような頃も、あったのに。
明珠の口の端をこぼれた唾液を舐め取って、彼女の指に戯れていた左手をウエストや太ももに遊ばせながら、ゆいかは彼女の鎖骨にキスを移す。滑らかな肌を賛美しながら舌を這わせて、甘えた調子で乳首に食いついて、口内でいっそう皺を深めるコットンパールを撫で回す。
「ふっ……ゥッ、あっァンッ……っ」
「明珠、可愛い。美人さんが台なしってくらい、エッチな顔。でも綺麗」
「ゆいかっ……あっ、そこ……」
「やめた方がいい?あたしはもっと触れていたい。明珠を知りたい。他の人達を思い出せなくなるくらいにしてみせるって、言ったでしょ」
這い出る蜜を、硬化したクリトリスに塗りつける内に、そこを吸い上げたい思いに駆られる。一端、指を引き抜くと、濡れたそれをじゅるりと拭って、ゆいかは割れ目に唇を寄せた。
「ンンッ!えっ、チ……エッチすぎるぅ……!」
「明珠だって好きじゃない。あたしが恥ずかしがっても、こういうことしてたくらいだし」
まるで性感の集った蕾をてろてろと舌先でつつきながら、太ももの裏側を撫で回す。ビクンッ、ひくんっ、と水から打ち上げられた魚のような踊る彼女に覆い被さって、酸味の強い、それでいてまろやかな口当たりのそれで喉を鳴らすと、今度は指を増やして割れ目に沈めた。
