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そして愛へ 「改訂版」

第1章 そして愛へ 「改訂版」

  わたし、いままでセックスって言葉は言ったことがな
  いんです。クリトリスも、知ってはいましたが自分の
  どこにあるのか、よくわかりませんでした。
  舐めてもらってなんて、あれが入るなんて、よく言え
  るなと思っているの。
  いっぱい恥ずかしいことをしゃべっていますけど、進
  さんには、話せるんです。進さんは、わたしがなにを
  言っても優しく受けとめてくれると思っていますの  
  で、話したくなるんです。それも、進さんが、ほんと
  に、わたしに優しくしてくれますからです。
  とっても優しく、わたしが気持ちよくなるようにと、
  撫でたり舐めたりしてくれました。
  ですから、進さん、入ってもいいです」
 「かおりさん。話してくれてありがとう。入らせてもら
  おうかな」
 「進さんは、入りたいんですか?」
 「もちろん、入りたいです」
 「じゃあ、入ってください」
 「いいんですね」
 「ええ。あんなに気持ちよくしてもらったんですから、
  そのお礼の気持ちもあります」
 「そんなふうに思ってくれるんですね」
 「だって、ほんとに気持ちよくて、嬉しかったんです」
 「では。入らせてもらいます」
 「はい」
 「話しているうちに、かおりさんの愛の露がすくなくな
  ったみたいですので、もういちどあそことクリトリス
  を舐めさせてね」
 「また、あんなに気持ちよくなれるんですね。嬉しい」
 「いっぱい気持ちよくなってね」

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