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扉を開けて AN

第2章 初めての恋



好きな子の事・・・
もっと聞きたいような聞きたくないような
複雑な気持ちのまま
息を詰めるようにしてまーくんを見つめてると
今度は ちょっと涙ぐんだ声で


「ごめん・・・もう 好き・・なんて・・・
言わないから・・・」


え?
どんな夢 見てんだよ?
告った相手にフラれた、って事?


可哀想に さっき止まりかけた俺の心臓は
今度はドキドキドキドキと煩く騒ぎ立てる






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