
会社での出来事
第3章 3
文章を何度も読み直す。失礼なところはないか、誤字はないか、傷つけるような言葉はないか。何度も何度も見返し、送信した。
すぐに既読が着く。心臓がどきりと鳴った。返信が来るまで私はメッセージアプリを閉じれずにいた。
「こちらこそ、あんな態度をとって申し訳ない。ただ、同性愛といっても、異性愛と変わらないと思ってる。好きな人が同性か異性かだけの違いだろう?やることだって、したいことだって変わらないよ。あと、女の子だからあの時間は危ないし、あまりウロウロするのも感心しない。今後、危ない目に遭いたくなかったら帰宅時間を早めることを推奨するよ」
負けず劣らず私と似た事務的な返しに思わず笑ってしまう。心配、してくれているのだろう。
ぴろりんと通知音がイヤフォンを通して鳴る。
続けてきた訳では無いらしく、凛々さんから来ていたようだ。
「今は電車の中かな? 無事に帰れるように祈ってます。あと、愛ちゃんは本当に悪気がないから気にしないであげてね??あの子、ぶっきらぼうだけどすごく優しいからー!見た目とか口調とかで損してる部分は多いけど笑笑」
私は彼女に言葉を返す。
「ご心配ありがとうございます。今は電車の中です。家に着いたらまた連絡しますね、愛梨さんと話しました。考えがしっかりしてる方で、すごく頼りがいがありそうですね!凛々さんも素敵な恋人さんが傍にいて羨ましいです! 」
すぐに既読が着く。
「ありがとう!そうしてくれると嬉しいわ( ﹡ˆoˆ﹡ ) あの子人前ではあんな感じだけど本当は甘えん坊だったりするのよ?笑 考え方もそうだし、あの子の優しさが1番好き。私に一筋でいてくれる。私みたいな人間が愛されるなんていけないと思ってたけど、あの子が本気で叱ってくれたの。その時、私、恋に落ちちゃって( ⸝⸝⸝¯ ¯⸝⸝⸝ )♡って初対面の子に何話してるのかしら!( ̄▽ ̄;)」
彼女の返しに私は電車の中で微笑んでしまう。そんなやり取りをしてると最寄りの駅に着いた。私は電車を降りて帰路につく。
歩いて5分。木造のアパートに着く階段をのぼり誰もいない部屋に入る。
「ただいまー」
防犯上、一人暮らしがバレないように部屋の中に声を掛ける。そのまま。中に入り、鍵をかけ念の為チェーンも掛けた。
そのまま、ベッドに倒れ込み一息つく。
あっ、と思い出し、メッセージアプリを開いた。
すぐに既読が着く。心臓がどきりと鳴った。返信が来るまで私はメッセージアプリを閉じれずにいた。
「こちらこそ、あんな態度をとって申し訳ない。ただ、同性愛といっても、異性愛と変わらないと思ってる。好きな人が同性か異性かだけの違いだろう?やることだって、したいことだって変わらないよ。あと、女の子だからあの時間は危ないし、あまりウロウロするのも感心しない。今後、危ない目に遭いたくなかったら帰宅時間を早めることを推奨するよ」
負けず劣らず私と似た事務的な返しに思わず笑ってしまう。心配、してくれているのだろう。
ぴろりんと通知音がイヤフォンを通して鳴る。
続けてきた訳では無いらしく、凛々さんから来ていたようだ。
「今は電車の中かな? 無事に帰れるように祈ってます。あと、愛ちゃんは本当に悪気がないから気にしないであげてね??あの子、ぶっきらぼうだけどすごく優しいからー!見た目とか口調とかで損してる部分は多いけど笑笑」
私は彼女に言葉を返す。
「ご心配ありがとうございます。今は電車の中です。家に着いたらまた連絡しますね、愛梨さんと話しました。考えがしっかりしてる方で、すごく頼りがいがありそうですね!凛々さんも素敵な恋人さんが傍にいて羨ましいです! 」
すぐに既読が着く。
「ありがとう!そうしてくれると嬉しいわ( ﹡ˆoˆ﹡ ) あの子人前ではあんな感じだけど本当は甘えん坊だったりするのよ?笑 考え方もそうだし、あの子の優しさが1番好き。私に一筋でいてくれる。私みたいな人間が愛されるなんていけないと思ってたけど、あの子が本気で叱ってくれたの。その時、私、恋に落ちちゃって( ⸝⸝⸝¯ ¯⸝⸝⸝ )♡って初対面の子に何話してるのかしら!( ̄▽ ̄;)」
彼女の返しに私は電車の中で微笑んでしまう。そんなやり取りをしてると最寄りの駅に着いた。私は電車を降りて帰路につく。
歩いて5分。木造のアパートに着く階段をのぼり誰もいない部屋に入る。
「ただいまー」
防犯上、一人暮らしがバレないように部屋の中に声を掛ける。そのまま。中に入り、鍵をかけ念の為チェーンも掛けた。
そのまま、ベッドに倒れ込み一息つく。
あっ、と思い出し、メッセージアプリを開いた。
