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中出し家族。

第2章 視聴覚室で



麻衣香「和真さんだけじゃなく圭さんも
なんて…」

和真「道久さんもだよ」

麻衣香「!?」

和真「まあ道久さんは教師としてだけど
二人共、後で挨拶に来ると思うよ」


学校だけ、学校だけが唯一安らげる
心休まる場所だと思って
いたのに…


麻衣香「最悪だ…」

和真「…」


引き続き学校でも麻衣香の苦労は
続くようだった…


麻衣香「…」

和真「お、視聴覚室あったあった」

麻衣香「えっ、あぁ…」

和真「ほらっ、早く中入るぞ」

麻衣香「…はい」

和真「…」


和真に連れられ
一番乗りで視聴覚室に入ると
何故か一番後ろの入り口側の席に座らさ
れた


麻衣香「ここ、見づらいんですけど」

和真「いいから」

麻衣香「前がいいのに…」

和真「…」


座らされた席は
前に壁の出っ張りがあり
見づらくてみんなが懸念する不人気な席
だった

誰よりも早く来て選び放題なのに
何故この席なのか…


和真「前じゃ絶対バレるからな…」

麻衣香「えっ、なんて?」

和真「何でもない」

麻衣香「…?」

和真「…」


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