
中出し家族。
第13章 小旅行〜最終日〜
その頃、麻衣香は…
麻衣香「…」
深い、深い眠りについていた…
麻衣香「…っ!!」
だけど、誰かに起こされたかのように
突然目を覚まし飛び起きると
焦りだした
麻衣香「今日、今日って何日…」
今日は何日?何曜日?今は午前?午後?
旅行から戻ったのはいつ?
道久は?
麻衣香「道久さん!!」
道久は言っていた
近い内この家を出て行くと
はっきりした日時までは言っていなかったが
一体いつ?
もしかして今日では…
麻衣香「…っ」
何も言わず出て行くとは思えなかったが
嫌な予感、妙な胸騒ぎを感じ
急いで部屋を出た
麻衣香「!!」
圭「おっと、おはよう」
麻衣香「圭さん」
圭「そんなに慌てて、トイレ?」
麻衣香「いえ、別に…」
圭「そう」
麻衣香「…」
部屋を出ると
邪魔するように圭が現れた
あまりのタイミングの良さに部屋の前で
待っていたのではと思うほど
絶妙だった
麻衣香「何か用事でした…」
圭「うん、これを届けに来たんだ」
麻衣香「…えっ…」
圭「これっ、せっかく渡したのに旅館に
忘れていったでしょう」
麻衣香「…」
そう言って差し出されたのは旅行最終日
圭から渡された妊娠率を高める
例の薬だった…
