先生、お願い…早く治して(番外編)
第13章 受付嬢らん…高梨先生は不在
石川「よしっ、じゃぁ最初にちょっと膣の中洗浄するから、器具入れるよ〜」
あの治療が始まる…そう思ったら一気に怖くなり、
全身ガチガチに力が入る
石川「らんちゃんほらっ!力抜いて?そんなに力んでたら、器具も入らないよ?!」
少し冗談めかした様に声を掛けられた
だって…
そんな事言われても、怖い…。。
石川「大丈夫!!深呼吸してごらん!まだ脚に、ち・か・ら、、入ってるっ!!!」
明るく元気づけるかの様に声を沢山掛けてくれた
石川「ほ〜らっ!!大丈夫だよ!!リラックス!リラックス!!」
膝にポンポンっと手を当て、緊張を取り除こうとしてくれた
石川「ほ〜らっ!フッ、、まだ力んでるっ!!じゃぁ〜大きくため息付いてごらん!!」
はぁ〜、、、
カーテン越しの先生には聞こえない程の小さな声でため息を付いた
石川はその瞬間を見逃さなかった
潤滑剤を塗ったクスコをスルッと蜜部に潜り込ませた
んっ…っ…
石川「よしっ。もう入ったよ!大丈夫?痛くなかった?」
石川は産科専門医ではないが、高梨先生に負けない程に腕は良い
らん「……はぃ。」
石川「んっ。。良かった!」
これから痛い事されるとは思えない程、先生の声はとても明るく穏やかで、安心感さえ感じられた
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