
この夏、君に溺れた
第6章 夢の終わり
「そっか……しない時もあるんだね。」
「そりゃあ、そうさ。不特定多数の女と子作りしなきゃならんかったら、毎日励むかもしれんけどな。」
私は、先生をじっと見つめた。
「こりゃ失敬。時代が違うな。」
先生は私に手を合わせて謝ると、またペンを持って物語を書き始めた。
それを見て、私は寝室に入る。
少しだけ扉を開けておいた。
執筆している先生が、いつでも見られるように。
肝心の私は、欠伸を一つしてベッドに横になった。
海に行った日から、先生は私を抱いていない。
知らない間に、私の横で眠りにつき、朝目覚めるとスヤスヤと寝息をたてている。
先生は、Hしない時だってあるって言ったけど、ここに来てから一週間。
先生に抱かれない日はなかった。
多い時には朝もして、それでも足りない時は、昼間も先生としていた。
それを考えると夜、先生に抱かれないで寝るなんて、火照る体をもて余すしかない。
「そりゃあ、そうさ。不特定多数の女と子作りしなきゃならんかったら、毎日励むかもしれんけどな。」
私は、先生をじっと見つめた。
「こりゃ失敬。時代が違うな。」
先生は私に手を合わせて謝ると、またペンを持って物語を書き始めた。
それを見て、私は寝室に入る。
少しだけ扉を開けておいた。
執筆している先生が、いつでも見られるように。
肝心の私は、欠伸を一つしてベッドに横になった。
海に行った日から、先生は私を抱いていない。
知らない間に、私の横で眠りにつき、朝目覚めるとスヤスヤと寝息をたてている。
先生は、Hしない時だってあるって言ったけど、ここに来てから一週間。
先生に抱かれない日はなかった。
多い時には朝もして、それでも足りない時は、昼間も先生としていた。
それを考えると夜、先生に抱かれないで寝るなんて、火照る体をもて余すしかない。
