
🕯️悪夢の神様🕯️
第19章 ダイバーの役割
「家族だし――――助けたい気持ちは分かる…
けど――――…くるみちゃんの昨日の態度だと…未來ちゃんが直接何かをするのは…やめた方がいいかもな」
岳さんが顎に手を置きながら俺を見る。
「夢の内容的に…運転手をどうにかしたらいいんだよな?」
「ああ――――…心臓を押さえて踞っていたから…心臓発作だと思うんだけど…」
「心臓発作かぁ……そんなに年配の運転手だったのか?」
よく考えて見ると…年配ではあるが…そこまで年配だっただろうか?
「超――――年寄りって感じはなかったが…50…50後半…かな?」
岳さんは少し考えて…「あり得る年代…か…」と、呟いた。
