テキストサイズ

🕯️悪夢の神様🕯️

第19章 ダイバーの役割


「は?くるみちゃんが…事故死の夢を…みた?」


朝食の時に美希さんと岳さんに話す未來ちゃんの顔色はやっぱりまだよくなかった。



「ぶっちゃけ俺は――――…昨日の今日でくるみちゃんを助けるたいか…と、言われたら…足が前に進まない――――でも、未來ちゃんが救いたい――――助けたい!助けてって言うなら俺は全力で助けるっす!」



俺は自分の気持ちを隠すことなく打ち明けると、岳さんは呆れた顔をした。


「おい、皇輝…お前は――――そんなんでいいのか?未來ちゃんの言いなりじゃないか!」



「いいっす――――俺は、未來ちゃんが白だと言うなら…黒でも白に見るし……白にして見せる」



俺の気持ちなんて――――未來ちゃんは考えなくていい…



「俺は、未來ちゃんの味方っす!――――でも、犯罪とか?ヤバい方向に向かうのは…全力で阻止するっすよ?俺は嫁は全力で守るっす!」



「バカか!未來ちゃんはお前の嫁じゃねぇ!」



岳さんが俺を睨みながらそう言うと、心配そうに未來ちゃんを見た。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ