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「さっきの人――――…お土産届けに来てくれたの…」


「お土産…？」


確かに、星の砂が入った小ビンは…お洒落で星の形をしたした砂意外に白い砂まで綺麗に入っていた。


「――――大仕事のお裾分けだって……くれたんだけど…こんなに小さい小瓶…いつか…何処かに置き忘れるのが…関の山よね？」



確かに…お貰い物あるあるではあるが…


「綺麗だから…無くさないのでは？」



俺がそう言うと…


キャバ嬢は小ビンを見つめ…ため息をついた。



「そうだね――――私…次第みたいね…」


キャバ嬢はそう呟くと…小ビンを握りしめ…小ビンを渡しそそくさと帰っていた人の背中を思いだし…視線を遠くに向けた。


「そっすか…大仕事の…お裾分け――――って、なんか、かっこいいっすね」


俺は、キャバ嬢に挨拶をしてその場を離れました。