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うわっ！ これ落ちたぞ！！



そんなこと考えてると



「キャーーっ！！」




みりかが抱きついてきた。



「お、おう！？」



でもみりかはしがみついて離れない。



一応腕をまわして、みりかを抱き締めた。




「あ、 きゃあ、 ご、ごめん…」


「良いよ、それよりお前大丈夫かよ？ 近くに雷落ちたぞ」


「こ、怖かった… けど、抱きついてごめん…」


「んなこと良いよ。 怖い時は素直に怖いって言え」


「ん…ありがとう」


「また落ちるかもしれないから、しがみついてて良いぞ？」


「ほんと？ ありがと…」





おずおずとみりかが近寄ってきたので、抱き寄せた。