テキストサイズ

となりのにぃに

第13章 両親が不在

する事がなくなった俺はソファでテレビを見ていた。



食材を切るリズミカルな音が聞こえてきて、だんだんとカレーのいい匂いが漂ってきた。



「おーい、もうできるよー! スプーン出してー」


「りょーかい」




テーブルには美味しそうなカレーが運ばれた。



「おっ! 超美味そう」


「本当!? じゃ、食べようか」


「「いただきまーす」」




一口食べるとなかなかピリ辛で美味しかった。



「美味いな! けどこれお前辛くないのか?」


「平気だよ。 同級生だってみんな中辛食べてるよ」


「そっか、5年生は中辛食えるのか。 俺どうだっけな?」





モグモグ食べながら話していた。




「ご馳走様。 美味かったよ!」


「ありがとう。 明日はもっと美味しいもの作るね」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ