
ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第67章 鉄剤注射
久しぶりに宇髄先生と工藤先生に見られて、すごい恥ずかしい…
緊張して思わず固まっちゃう。
宇髄「ひなちゃん目も見せてな〜……ん、いいよ。そしたら、横になって祥子に注射してもらおう。」
恥ずかしさが伝わったのか、診察を手短に終わらせてくれて、さっそく注射。
祥子「今日は右腕にするね。」
とテキパキ準備する祥子さん。
そして、その様子をじーっと見る宇髄先生と工藤先生。
…ゴクッ
祥子「もう、2人してそんなにじーっと見て。緊張するでしょ?ひなちゃんも緊張しちゃってるわよ。」
う、うん…
宇髄先生と工藤先生が並んでじーっと見てるって緊張するよね。
さすがの祥子さんも緊張するよね。
宇髄「すまん。祥子と工藤、どっちが上手いかと思ってな。」
祥子「そんなの工藤先生に決まってるでしょ?」
工藤「いやいや、そんなご謙遜を。祥子ちゃんの方が上手いよ?」
な、なんか、また始まった。
祥子さんって、先生たちとすごく仲良いな。
まこちゃんはみんなかわいがってる感じだったけど、祥子さんは同僚みたいな感じ?
宇髄先生は呼び捨てにしてるし、歳が近いのかな?
