
ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第67章 鉄剤注射
そして、9回目の注射。
病院に着いたらエレベーターで内科病棟に上がり、ナースステーションの看護師さんに声をかけて処置室に入る。
学校が終わったら五条先生にLIMEしてるから、藤堂先生も祥子さんもいつも処置室で待ってくれてるんだけど…
コンコンコン___
ガラガラ___
「……あれ?」
処置室にいたのは、祥子さん。
と、宇髄先生と工藤先生。
宇髄「ひなちゃん、学校お疲れ様さま。」
工藤「久しぶり!」
「こ、こんにちは……あの…藤堂先生は…?」
宇髄「藤堂先生、さっき急患があってどうしてもそっち行かないといけなくなったんだ。だから、今日は代わりに来たぞ。工藤先生も時間あったから一緒に来た。」
あ、そういうことか…
宇髄「ごめんな、驚かせて。それじゃ、さっそくだけどベッド座ってくれるかな?少しだけ診察するな。」
とベッドに腰掛けて宇髄先生に聴診してもらう。
