
ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第124章 三度(みたび)
コンコンコン___
「失礼します。」
医局に行くと、工藤先生の姿がパッと見当たらず、
「夏樹、工藤先生は?」
夏樹がいたので聞いてみると、
夏樹「あっちの診察室いるぞ。なんか準備だと思う。」
「そっか。これ、宇髄先生から工藤先生に渡してって頼まれたんだけど、机に置いてっていいかな?」
夏樹「あー、う〜ん、もしかしたら急いで欲しいって言ってたやつだから、直接渡した方がいいかも。」
「わかった。じゃあ、渡しに行ってくる。ありがとう。」
と、
コンコンコン___
夏樹に言われた診察室へ行くと、
工藤「おっ、来た。」
藤堂「いらっしゃい。」
工藤先生と藤堂先生がいる。
