
ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第121章 渡米
1時間ほどラウンジで過ごしたら、搭乗時間になっていよいよゲートへ。
機内に入ると、CAさんが席まで案内してくれた。
そして、飛行機が離陸してから少しして、
「栗花落様、本日はご搭乗ありがとうございます。ご体調はいかがですか?気分が悪くなられたり、不安を感じられた際は遠慮なくお声かけください」
と、藤堂先生が事前に伝えてくれていたのか、CAさんにとても気を配っていただいて。
約13時間、空の上でトラブル無く過ごし、アメリカに到着。
トランジットも問題なくできて、今度は国内線で飛ぶこと約1時間。
わたしはピッツバーグ国際空港に降り立った。
