宅配のお兄さんにどんどん逃げ場を無くされるはなし
第5章 逃亡
片付けをした次の日、私はマンションの宅配ボックスを開けた。
中を覗き込む。しかしそこには、何も入っていなかった。
てっきり、今日も入れられていると思ったのだけれど掃除したことに気づいて良心を痛めた?
でも度を越した嫌がらせをする人が、掃除程度で辞めるかな。
私は首をかしげながら、エレベーターに乗り自分の部屋に向かう。
部屋の前に着いたとき、思わず足がすくんだ。
ドアの前に、真紅のバラの花束が置かれていたからだ。
「きゃあっ!」
薔薇の本数は分からないけれど、多分100本くらい。
ーー誰がこんなことを?
動けないでいると、薔薇の前に白い封筒が置いてあることに気づいた。
震える手で、それを手に取る。
中を覗き込む。しかしそこには、何も入っていなかった。
てっきり、今日も入れられていると思ったのだけれど掃除したことに気づいて良心を痛めた?
でも度を越した嫌がらせをする人が、掃除程度で辞めるかな。
私は首をかしげながら、エレベーターに乗り自分の部屋に向かう。
部屋の前に着いたとき、思わず足がすくんだ。
ドアの前に、真紅のバラの花束が置かれていたからだ。
「きゃあっ!」
薔薇の本数は分からないけれど、多分100本くらい。
ーー誰がこんなことを?
動けないでいると、薔薇の前に白い封筒が置いてあることに気づいた。
震える手で、それを手に取る。
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