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だから愛して 「改訂版」

第1章 だから愛して 「改訂版」

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 智さんが、わたしを抱いてくれる力が、すこし強くなりました。
 智さんが、あれに力を込めてくれているからだと思います。
 そして、わたしのあそこの中のいちばん奥まで届いていた智さんのあれが、すこしずつすこしずつわたしのあそこの入り口のほうに動いてくれました。
 いえ、動くというよりも、智さんがあれで、わたしのあそこの中を撫でてくれるという感じです。
 そうなんです。
 わたしのあそこの中を、智さんのあれが、進んでくるときも、戻っていくときも、途中でちょっと止まってすこしだけ前後させて撫でてくれるのです。
 ちょっと止まってすこしだけ前後させて撫でてくれるのを、なんどもなんどもくりかえしてくれます。
 「智さん
  気持ちいい」
 「さやかちゃん
  もっともっと
  気持ちよく
  なってね」
 「智さんは
  わたしのために
  優しく
  撫でてくれてるんだよね」
 「そうだよ」
 「嬉しい
  でも
  智さんは
  それでいいの?
  気持ちよく
  なってくれるの?」
 「さやかちゃんに
  気持ちよく
  なってもらうために
  愛しているんだから
  いいんだよ」
 「もう
  智さん
  優しすぎ」
 セックスのとき、男性はピストン運動をするといいますが、智さんがあれでわたしのあそこの中を撫でてくれるのは、ピストン運動とはまったく反対のものです。
 ピストン運動は、男性の性感を高めるためでしょう。
 智さんは、わたしに気持ちよくなってほしいから、あれでわたしのあそこの中を撫でさせてねという感じなのです。
 優しく優しく撫でてくれているのですが、智さんのあれはとっても固く屹立しています。
 エッチな言いかたをしますと、固く立っているのです。
 智さんはあれで、わたしのあそこの中でちょっと止まってすこしだけ前後させて撫でてくれるだけでなく、ゆっくりゆっくりわたしのあそこの中の全体を優しく優しく撫でてくれたりしてくれます。

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