
スノストによる友情短編
第67章 ぬくもり
あれから、気分転換をしようと思い部屋を解約して、海が一望できるアパートに引っ越した。
別に生活は変わらない。
締め切りギリギリになることも多いし、、単行本の夢はまた夢だったりするけど、、
次第に俺の小説が面白いって言ってくれるファンも増えて、、活力に変わっていった。
でも、その中で、、毎年一回ピンク色の封筒に入った手紙が届く。
『あなたの描くストーリーは、自分の中でも大きく広がっていく。頑張ってください』
一言だけの手紙だったけど、、字の書き方とか大介に似ていた。
阿部「、、ふふ、、ありがとう、」
それも俺の中での活力に変わり、、
そして、、大介とは一度も会わず連絡もしないまま3年が経ち、、
「、、先生、おめでとうございます。」
阿部「ありがとうございます、^_^」
俺はやっと単行本を出すことができ、、しかも大ヒットして、映画化までされるようになった。
それを記念して、サイン会が開かれることに、、
「、、先生のお話、すごく面白いです!握手してください!」
阿部「ありがとうございます^_^ぜひ、たくさん読み返してください。」
なんかよくわからないけど、容姿がいいと評判になり、ファンも女性が多い。
