菜摘と瑠花の日常♪
第3章 修学旅行1日目
2人でいろいろ話しながら浸かっていたら、いつの間にか2人ともすっかり体が火照ってしまった。
「もうヤバイね。
体洗おっか」
菜摘の言葉を受けて瑠花がふらっと立ち上がる。
「瑠花っ、大丈夫!?」
「うん〜、たぶん」
瑠花は真っ赤な顔をしてふらふらと椅子に座った。
「本当に大丈夫?
もう出た方が良くない?」
「大丈夫だって、
ちょっと水かけてくれる?」
「あ、はいはい…」
シャワーで少し冷たい水をかけてあげると、瑠花はすっかり赤い顔もおさまり、ふらふらもなくなったようだ。
「ほら、治ったよ」
すっかりいつも通りの瑠花だ。
菜摘はその状況にとても驚いた。
「瑠花、すごいね」
「そうー?
まぁまたなりたくないから早く出よう?」
「そうだね」
菜摘はそう返事しながらこっそりニヤリと笑った。
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