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邪恋の爪痕と片恋の彼

第14章 【最終章】再度上映会で…


「なんか…ユウキってやつ…ヤバくないか?」


「まぁ――――…演出だろうけど…、口コミではこのシーンが良いらしいよ?」



――――は?ここの場面が見所って事?


俺は一連の甘々なシーンからかけ離れた…資料室の場面にちょっと抵抗があった。


――――イケメンのユウキが…課長に嫉妬するか?



しかし、怖がるアキラ君を見つめるユウキの何か企む笑顔が……


な~んか、真壁が俺にイタズラをするときの笑顔とかぶって…目が放せない…。



『大好きなアキラ――――…///実は俺…君に隠し事があったんだ……』



『///ん?ンンン――――!?』



なんと!


ユウキは課長に怒られ困った顔をしているアキラ君を好きになったらしく――――…普段のアキラ君ももちろん好きなのだが…


課長に攻められ泣きそうなアキラ君をもっと見たかったんだ――――…と、爆弾発言をし始めたのだ!


『初めて――――君のアナル処女を奪った時のあの泣き声――――…///最高だった…でも、あれと同じ興奮を…君は課長の前でいつも…いつも――――見せてくれてたんだよ?だから――――…課長をけしかけて…君を抱かせるつもりだってのに…逃げるんだもん…///操を立てるまで…そんなに俺の事を好きになってくれて…うれしいよ』


ユウキのその笑顔にゾゾゾゾ――――と、鳥肌がたつ!





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