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愛のおねだり

第1章 愛のおねだり

         23

 やっと、クリトリスのさきのほうを舐めてくれたときには、気持ちよくて気持ちよくて、あたしはすぐに泣いてしまいました。
 あたし、しくしくと泣き続けました。
 気持ちよすぎて、たまらなかったからです。
 優さんは、クリトリスのさきのほうに、舌が触れるか触れないかくらいにやわらかく滑らかに舐めています。
 クリトリスのさきのほうを、優しく優しく、上下に左右に、舌で揺らすときもあります。
 「優さん
  あたし
  イッちゃう
  あぁ
  あぁ
  また
  イッちゃう
  気持ちよすぎる
  そんなことをされたら
  イキっぱなしになっちゃう」
 それでも、優さんは、クリトリスを舐め続けるのです。
 あたしはもう、声も出なくなり、しくしくと泣いているだけでした。
 優さんが、舐めるのをやめて、あたしを抱いてくれてからも、優さんにしがみついて、しくしくと泣き続けました。
 気持ちよかったのと、嬉しいのとがまざりあって、泣き続けずにはおれなかったのです。
 「優希ちゃん
  気持ちよくなれて
  よかったね」
 あたしは、返事もできなくて、しくしくと泣き続けていました。
 「優希ちゃん
  優希ちゃんの
  あそこの中に
  入りたいんだけど
  いいかな」
 「いいよ
  あたし
  泣いてばかりで
  ごめんね」
 「ううん
  泣いている
  優希ちゃんは
  可愛くて
  愛しくて
  たまらないよ」
 「ほんと?」
 「ほんとだよ
  優希ちゃんの
  あそこの中に
  入って
  もっともっと
  気持ちよく
  してあげたい
  入っても
  いい?」
 「いいよ
  あたしも
  優さんの
  あれに
  入ってほしい
  でも
  そのまえに
  優さんのあれに
  キスしたい」
 「優希ちゃん
  無理しなくて
  いいよ」
 「ううん
  無理にじゃないの
  キスしたいの
  キスしてあげたいの
  駄目?」
 「うーん
  優希ちゃん
  キスしてくれる」
 「うん」
 優さんが、頼むねと言って仰向けになりました。

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