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新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜

第20章 5syoku



城田「おっ、そろそろいいんじゃないか?」


二宮「うん、美味そう。」


松本「よし、焼けたぞ。」


狛犬「やった!!いただきー!!」


聖輝「いただきまーす!」


ぱくっ


聖輝「ん〜美味ひぃ〜♡」


二宮「うん、美味い。」


優誠「暑いけどBBQだったら食が進むな!」


狛犬「そうだね!あーん…美味っ!!」


優誠「つーかこの肉めっちゃ柔らかいんだけど。」


聖輝「あっ!それ僕も思った!ちょっと噛むだけですぐなくなっちゃう!」


松本「確かに美味いけど…この肉ってさ…何処の?」


城田「それはね、黒毛和牛。」


優誠「黒毛和牛?!」


二宮「BBQに合う部位だけ用意してもらったの。」


松本「さすが金持ちだな…」


聖輝「こっこれ一口で…千円はありますよね……」


狛犬「ぱくっぱくっ…美味い!!」


優誠「こいつ遠慮がねぇ!」


城田「あははっ!お肉もたくさんあるからどんどん焼いて食べて。」


松本「よし!入れるぞ、野菜。」


聖輝「トウモロコシ〜♡」


優誠「おぉ〜!」


二宮「……。」


城田「よかったね、かずくん。」


二宮「えっ?」


城田「心の底から楽しんでくれる友達ができて。」


二宮「べっ別に…そんなんじゃ…」


城田「ふふ、あとはお願いしてもいいかな?」


優誠「えっ?城田さん食べないんすか?」


狛犬「そうだよ!城田さんも食べて食べて!」


城田「そっそう?じゃあ…ちょっとつまもうかな。」


聖輝「はい!どうぞ!」


城田「おっおぉ!山盛りだな!」


松本「毎年お世話になってるんで。」


城田「じゃあ、いただきます。」


ぱくっ


城田「…美味い!!」


狛犬「あははっ!だよね〜!」


二宮「もーらい。」


ぱくっ


狛犬「…あれ?俺の肉は?」


聖輝「えっ?消えちゃったんですか?」


狛犬「そう!お皿に乗せてたのに…何で?!」


聖輝「えぇ?!謎ですね……」


優誠「うわっ!ここ宇宙人がいるぞ…!!」


聖輝「うっ宇宙人?!」


松本「ふふっ…」


狛犬「おい宇宙人!!俺の肉返せよ!!」


二宮「クク…あいつマジでバカだな…」


松本「だから一緒にいると面白いんだよ。」


二宮「ですね。」

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