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新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜

第20章 5syoku



狛犬「えぇー?!」


優誠「お前が負けてどうするんだよ?!」


二宮「ふん、人を陥れようとするからこうなるんだよ。」


松本「はい、暴露〜」


狛犬「えぇ…」


聖輝「狛犬さんの秘密って何ですか?」


狛犬「…よーし!とっておきのやつ言っちゃおっと!」


優誠「よっ!待ってました!」


狛犬「実はね…俺……」


二宮「……。」


狛犬「…松潤から借りた時計壊しちゃった☆」


松本「…は?」


優誠「時計?」


狛犬「そう、G-SHOCKのやつ。」


松本「はぁ?!それ去年かずから誕生日プレゼントで貰ったやつだろ?!」


狛犬「そうそう!」


二宮「っていうか、何でそんなものこいつに貸すのよ?」


狛犬「いやぁ、親戚の兄ちゃんにパーティ誘われたんだよね。」


聖輝「パーティ…?」


狛犬「うん!でね、俺の為におしゃれなスーツ買ってくれて、松潤が持ってた時計がスーツに合うかなぁって思って……」


優誠「要は見栄を張ったってことか。」


狛犬「あははっ。」


松本「てめぇふざけんなよ?!あれすっげぇ大切にしてたのに…」


二宮「そもそもパーティで時計壊すことあんの?」


狛犬「まぁ…あまりにも楽しすぎてさ…こけちゃった☆」


優誠「こけたって…子どもかよ?!」


狛犬「あははっ!だって楽しかったもん!」


聖輝「んふふ、狛犬さん可愛い〜」


狛犬「でしょ?俺可愛いでしょ?」


聖輝「はい!とっても!」


松本「笑い事じゃねぇぞ?」


狛犬「ゔっ…!!」


松本「てめぇ…弁償しろよ…?」


狛犬「あははっ、ちなみにあれいくらすんの?」


二宮「対して高くねぇよ、ほんの100万。」


聖輝「ひゃっ100万?!」


優誠「桁が違いすぎる…!!」


狛犬「…まつじゅーん!!ごめんねー!!」


松本「ハァ…こいつに貸すんじゃなかった…」


二宮「これからはこいつに物貸さないでね。」


松本「あぁ、気をつけるわ…」

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