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横山「…ぷっ、くくっ…あははっ！！」


聖輝「よっ横山さん…？」


横山「あははっ！！こいつお前の探してる奴ちゃうやん！！」


聖輝「えっ…？！」


横山「だってあいつこんな身長高くないもん！俺よりチビやったし！」


聖輝「チビ…」


横山「そうそう！確かこれくらいやったかな〜？」


聖輝「……。」


横山「ははぁーん…さてはこいつ…松本に化けて悪さをして、松本に罪をなすりつけるつもりやな？」


松本「……。」


横山「でも残念！身長に差があるからね〜、こいつは完全に偽物やわ。」


聖輝「…横山さん……」


横山「何や？」


聖輝「どうして…この松本さんが偽物だって分かったんですか？」


横山「は？」


聖輝「それに…どうして松本さんの身長を知ってるんですか？」


横山「何でって…トランプ事件の写真撮った時に見たから。」


聖輝「身長まで分かったんですか？」


横山「そうや、結構近づいてギリギリ気づかれへんところで写真撮ったからな。」


聖輝「そうですか…」


横山「おい！お前誰やねん？さっさと正体現せや！」


聖輝「横山さん……」


横山「何やねん？」


聖輝「松本さんのこと知ってるなら…どうして言わないんですか？」


横山「はぁ？何が？」


聖輝「…声が…違うこと……」


横山「えっ？」


聖輝「偽物だって見抜く方法として…最も簡単な方法は声です。でも横山さん、松本さんの声のこと一言も触れてませんよね？どうしてですか？」


横山「何でって…俺松本の声知らんもん。」


聖輝「どうしてですか？写真撮った時松本さん声出してなかったんですか？」


横山「出してへん。」


聖輝「本当にですか？」


横山「出してへんって！」


聖輝「本当の本当にですか？」


横山「あぁもう、しつこいな！ガラガラ声なんて出してなかったわ！！」


ガラガラ声…