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新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜

第15章 クラウン



狛犬「コンビニに着いたけど…3.4人くらい店員がいるね。」


優誠「確かあの中で1人万引きの目撃者がいるんだよな?」


聖輝「えっと確か…矢島さんって人だ!」


狛犬「そっか!昨日名前教えてくれたよね!」


優誠「矢島かぁ…店内に入って探すしかねぇな。」


狛犬「よーし!早速話聞きに」


聖輝「待ってください!」


狛犬「うわっ?!えっ?」


聖輝「あの…このままの格好で行ったら…相手にしてもらえないと思います…」


狛犬「どうして?」


優誠「さが高の生徒に絡まれると怖がるって訳か…どうする?」


聖輝「狛犬さん!ブレザー脱いでズボンの丈を5センチほど折ってください!」


狛犬「えっ?こっこう?」


聖輝「あとは…髪型を…こうして…」


優誠「あぁ…何か更にチャラ男っぽくなったような…」


狛犬「えっ?俺今どんな感じなの?」


聖輝「うーん…メガネとかあれば……」


「あの〜…」


優誠「えっ?」


聖輝「こっ小山さん!?」


小山「何してるんですか?」


狛犬「小山っち!ちょうどよかった!メガネ貸して!!」


小山「えっえぇ?!メガネですか?!」


優誠「いや、ここは変装よりも小山に行ってもらう方がいいと思う!」


聖輝「僕もそう思う!」


小山「あっあの…何してるんですか?」


狛犬「今ね、松潤の万引きの無実を証明する為の証拠を探してるの!で、矢島って人が松潤が万引きした瞬間見てたらしくて、話聞きに行きたいの!」


小山「なるほど…」


聖輝「小山さん!!お願いします…矢島さんから万引きの話を聞きに行ってくれませんか?」


小山「えっ?!ぼっ僕ですか?!」


優誠「お前だったら自然に話してくれると思うんだ!頼む!!」


狛犬「お願い小山っち!!松潤の為にも話聞いてきて!!」


小山「はっはぁ…分かりました…」


聖輝「ありがとうございます!!」


小山「えっと…矢島さんって方に話聞けばいいんですよね?」


優誠「そう!矢島!」


狛犬「よろしくね〜」


小山「はっはい…」


小山さんはコンビニに入っていった。

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