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そして放課後…


聖輝「狛犬さんまだかなぁ…」


優誠「HRは終わってると思うけど…」


二宮「何ソワソワしてんの？」


聖輝「あっ二宮さん！」


二宮「誰か待ってるの？」


聖輝「あっいや…その…」


二宮「…相葉さんならもうすぐしたら出てくると思う。」


優誠「えっ？」


二宮「……。」


聖輝「あっあの…二宮さ」


「あっいたいた！ニノ〜！」


「何してるんだ？行くぞ！」


二宮「おう、じゃあ。」


聖輝「あっ……」


二宮さん…知らない人と一緒にいる…


もしかして…狛犬さんとも距離取ってるのかな…


聖輝「二宮さん……」


狛犬「ごめんごめん！遅れちゃった！」


優誠「おう、お疲れ。」


狛犬「あれ？涼野くんどうしたの？」


聖輝「あっいえ…さっき二宮さんと会って…」


狛犬「あぁ…そっか。」


優誠「お前ら…一緒にいないのか？」


狛犬「まぁね、何かあれから気まずくなっちゃって。」


聖輝「……。」


狛犬「涼野くん…？」


聖輝「…僕…嫌です…3人がバラバラになるなんて…」


狛犬「えっ？」


聖輝「狛犬さんと…二宮さんと…松本さん…3人とも僕にとって大切な先輩だから…」


聖輝「だから…このままケンカ別れなんてしてほしくない…」


狛犬「涼野くん…」


優誠「ケンカ別れさせない為にも、松潤の無実を証明するんだろ？」


優誠「大丈夫だって！いつか3人が揃って笑える日が来るよ。」


聖輝「…うん、そうだね。」


狛犬「2人とも…ありがとね…」


優誠「ちょっ、泣くなよ！」


狛犬「だって〜！！」


ギュウゥ…


優誠「うぉっ？！ちょっ…苦しい…！」


狛犬「2人ともいい子すぎるんだもん！！」


聖輝「狛犬さん、僕達の手で必ず証拠を見つけましょう！」


狛犬「うん！」


優誠「よし、行くか！」


僕達は万引きがあったコンビニへと向かった。