
※私はドMじゃありません!
第2章 round2. ロータープレイ(内)
「んっ、も、着いたからいいでしょ」
「よくがんばったね」
抱きしめながら頭をなでなでされ、悪い気はしない私がいる。
(だめだめ、ちょろすぎるぞ私)
「ね、これ止めたい」
スイッチに手を伸ばそうとすると、両手を彼の首の後ろにまわされ、制される。
ブーーー
卑猥な音が、室内に響く。
「んっ…」
彼がスカートをめくり、ローターを私の良いところに押し付けながら、スイッチを探り当てる。
「ね、だめ、や、」
「んー?」
ブーーーーーーーーーーーーーーーー
「ひぁっ、やっ、だめ!」
急に強くなるそれが、散々焦れて熱くなっているそれを一気に攻め立てる。
立っている脚ががくがくとして、彼にもたれかかる。
「やだっとめてっ」
「だーめ」
彼が片手で私の頭をよしよししながら、優しい声で残酷なことをいう。
彼の手によって、不安定だったローターがピンポイントで刺激を与えてくる。
「あっ、やっ、んんん、やぁ」
「手動かさない、ちゃんと俺のことつかんでて」
「んっ、ふぁ、や………」
私の手は、決して拘束されているわけではない。何か脅されているわけでもない。
でも、彼の言葉によって簡単に固定されてしまうのだ。
