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桃尻少年

第2章 始まりは屋上

「咥えろ。」


「は?!」



意味のわからない単語を言われ、次弥は首を傾げた。清人はそれに欲情した。

自分でも『男に?』と思うが、彩との行為の途中で射けなかった欲望は反り立ったままで、自分自身楽になりたかった。

それだけの事。

そう思って欲望に甘んじた。次弥の腕を引っ張り、倒れこむ頭を鷲掴み、自分のモノを目の前に突き出した。



『咥えろ』
その意味を理解した次弥は、言葉が出ずに唇を震わせていた。

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