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君と僕の世界(嵐)

第5章 遊園地デート



翔ちゃんはベッドに倒れ込む俺の顔の横に手を置くと、
焦らすように、ゆっくりと、俺の上へと股がった。


翔「明日ゆっくりなんでしょ?…どう…かな…?」



こんなに強引にベッドに連れ込んどいて
今更そんな質問、する必要があるのだろうか。
だってほら、下半身はもう準備満タンじゃない。
硬いソレが太ももに当たってる。



和也「…ふふっ、」


和也「…ダメ。」


翔ちゃんは俺が断るはずがないと言わんばかりに
ドヤ顔で、自信に満ち溢れていたから
少しだけ意地悪を言ってみた。


翔「…え?」


和也「…って言ったらどうする?」


ああ、アホ面だ。面白い。
だけど俺におちょくられたとわかった瞬間、少し拗ねたように、頬をぷくっと膨らませた。


翔「…無理矢理犯すよ。」


和也「できないくせに。」


翔「ああ、うん。できない。…できるわけないよ。こんな可愛いかずに、嫌がることなんて…。」


和也「意気地無し。」


翔「かずに溺れてるだけ…」


和也「んっ、」



俺を無理矢理犯す…性欲に乱され理性をなくした翔ちゃんならもしかしたらできてしまうのかもしれない…なんて、思ってみたけど、やっぱり無理そう。

だってこんな生意気言ったって、その口を塞ぐキスは砂糖よりも甘くて優しい。
俺への愛おしい気持ちがこのキスに詰まってる。


幸せだなあ…。


今この気持ちを作詞したら
どんな曲になるんだろう

きっと生クリームの海を泳いでるみたいに甘くて
聞いてる方が照れちゃうような、
そんな愛に溺れた、真っピンクな歌

はは…


いいね、それも悪くない


でもいまは…無理


余計なこと考えられなくなるくらい、


心が翔ちゃんに染っていく



和也「だい…っすきっ」



翔「ん…ふふ、俺も」



翔ちゃんへの気持ち、

たくさんたくさん歌詞にしよう

…楽しみだ



俺の今日は大好きな翔ちゃんに抱かれて幕を閉じた。



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