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ヒプノシスマイク

第2章 シンジュクディビジョン

独歩side

奏明が女なんて信じられなかった
背も高めだし声も低いし…

「っ…っっ…」

奏明が泣いてる…?

「奏明?」
「ごめっ…っっ…大丈夫だからっ…」
「大丈夫じゃないだろ…」
「大丈夫っ…っっ…」
「…思い出したのか…悪いな…」
「独歩のせいじゃねーよ…っ…」
「全く…10歳年下の子を子守りするとは思わなかったぞ…」
「ぇ…?」

奏明side

俺…
今どうなってる…?
急に真っ暗に…

「これで安心したか?…///」

俺…
独歩に抱きしめられてる…?

「うんっ…っっ…///」
「ほら、早く寝ろ…///」
「やっぱ…独歩が推しで良かった…」
「っっ!?臆面もなくそんなセリフをぬけぬけと…///」
「うっせ、事実だ」
「早く寝ろ!///」
「独歩…おやすみ」
「ああ…おやすみ」

【次の日】

一二三side

今日の朝飯は焼き鮭w
独歩と奏明喜んでくれるかな?
早く起こしに行こ〜っとw

「独歩ー、奏明ー、起きろー…って何で独歩と奏明がくっついてるんだ!?まさかのここでカップル成立!?」
「…一二三…うるさい…」
「独歩!!何で奏明とくっついてるんだよー!!」
「っっ!?か、奏明!!起きろ!!」
「…ぁと5時間…」
「長いわ!!」
「奏明ー?ひふみんが起こしに来たんだぞー?なーんで起きないんだよー」
「…ひ…ふみ…?」
「っっ!?///」

可愛い…
俺っち男の趣味あったっけ?

「一二三…ご飯…?」
「あ、うん…」
「一二三どうしたんだ?早く奏明起こせよ」
「あ!俺っちとした事がwww奏明ー!!起っきろー!!俺っちのモーニング和食セットだぞー!!」
「ん…ぉけ…」
「…奏明…昨日泣いたのか?」
「っっ!?…俺が泣く訳ないだろ?」
「嘘だ。俺っちに嘘つかないでよ」
「「っっ!?」」
「昨日泣いたのは…昔の事思い出したから…」
「そうか…奏明は俺っちと似てるんだからそーゆー時俺っちに言いな?」
「…うん…」
「さて、暗い話はこの辺にしてご飯食べよ!!」
「う、うん!!」

「一二三ー、俺今日1人でイケブクロディビジョン行ってくるわ」
「おけ〜。あ、俺っち今日仕事だから夕ご飯食べて来てね〜」
「了解」

「「独歩行ってらっしゃーい」」
「…行ってきます」

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